主な買収防衛策としてどのようなものがあるか

以下の用語を知っていれば、本試験で十分に回答できていた問題出題されている。


ポイズンピル(ライツプラン)：買収者が一定割合の株式を買い占めた場合、買収者以外の株式に自動的に
新株が発行され、買収者の株式取得割合が低下する仕組み。

クラウンジュエル：焦土作戦の一種。大量の社債を発行し、自社の財務体質を悪化させる。

ゴールデンパラシュート：解任される取締役に多額の退職金が支払われるように事前に定め、買収を阻止するやり方。

ホワイトナイト：敵対的買収を仕掛けられた企業が、友好的な企業に買収を求める方法。

ゴーイングプライベート：上場会社が積極的に非上場化することをいう。MBOを用いる場合もある。

M&Aの手法

M&Aに関しては、知っていれば確実に得点につながる問題が多い。

株式取得の方法には、主に以下の方法がある。

TOB：株式市場を通さず、直接株主から買い取る方法。
LBO：被買収企業の資産や収益力を担保に、銀行の融資や社債発行を行い、買収を行うこと。
MBO：経営陣が株主から株式を買い取って経営権を取得すること。
MBI：MBOの一類型で、企業買収と同時に外部から経営陣を招き入れて経営再建を行う手法のこと。


また、過去問より以下の記述があるように、
要は、高い買い物するんだから、買い方やなぜ必要なのかをよく考えないとね。ってことですね。

「デューデリジェンス(事前調査)を行い、統合の効果を把握する必要がある。」